レスリング伊調馨パワハラ問題を別の視点で考えてみる

レスリングの伊調馨選手が、至学館大学時代の恩師で

レスリング協会強化本部長の栄和人氏からパワハラを受けているとされる問題。

連日ニュースで取り上げられていますよね。

栄氏はパワハラをしていないと疑惑を否定。

一方、告発状の中で伊調選手のコーチ・A氏と元日本代表・B氏は

栄氏のパワハラによって伊調選手の練習場所も奪われているとしています。

パワハラがあったのかなかったのか、本当のところは当人同士じゃないと

わかりませんが、伊調選手がパワハラを否定するコメントを出していないことからも

栄氏との間に何らかのわだかまりがあることは想像できますね。

しかし、ほとんどのメディアが今回のパワハラ問題を

「日本の宝・5連覇を目指す伊調馨選手の危機」といった論調で

取り上げていることが気になります。

もちろん、伊調選手のオリンピック4連覇はとてつもない記録ですが

その影には伊調選手がいるおかげで代表の座に就けない選手がいることも

忘れてはいけません。

その1人が、リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した川井梨沙子選手です。

川井選手は本来、伊調選手と同じ58 キロ級の選手でした。

しかし、日本選手権で伊調選手に敗れたことから階級を63 キロ級に転向、

日本代表を勝ち取り見事金メダルを獲得しました。

川井選手はリオ五輪後、

「階級をもとの58キロ級に戻し、伊調馨選手を破って

東京オリンピックに出場する」と明言しています。

さらに川井選手の妹・友香子選手が63キロ級で東京五輪を目指し、

姉妹で金メダルを獲ることを目標としているのです。

川井選手は姉妹ともに至学館大学でレスリングを習う、

いわば栄氏のお抱え選手。

栄氏からしてみれば、自分の手を離れた伊調選手よりも、

教え子の川井梨沙子・友香子選手を

オリンピックに出したいという気持ちがあるかもしれません。

というか、あって当然ですよね。

だからといって栄氏が伊調選手にパワハラをしたかどうかはわかりませんが。

この騒動でかわいそうなのは、伊調選手と同様に

打倒・伊調選手を目標に掲げてきた川井梨沙子選手なのではないでしょうか?

この先、たとえ川井選手が実力で伊調選手を破ったとしても

「パワハラ騒動で練習が十分にできなかったんだ」という世間の目が

ついて回ることでしょう。

もしかしたら国内で敗れることを恐れた伊調選手側が、

万が一勝てなかった場合の言い訳として

パワハラ騒動を大きくしたのではないか、とも考えられます。

(あくまで個人的な推測です)

真相はどこにあるかわかりませんが、

いずれにしても伊調選手の5連覇を期待するだけでなく、

伊調選手の他にも実力ある選手はたくさんいて

世代交代もありうるということを認識しておくべきです。

真実は当人たちにしかわからないことですが、

選手が輝いて東京五輪で成績を残せるよう見守ってきたいものですね。

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